


菊の香や 奈良には古き仏達 芭蕉
中国原産のこの花はそもそもは薬用として伝わりました。
菊を浸した水を飲むと長寿が保てるという故事にちなんで長寿の象徴とされたのです。
そんな縁起のよい菊、和菓子の世界ではこんな風にさまざまに表現されています。
たまたまですが、同じピンクで5パターンの写真がありましたので、並べてみました。





上から 鶴屋八幡『光琳の菊』、塩瀬総本家『はさみ菊』、 菊家『菊慈童』、
榮太楼總本舗『初菊』、菊家『寒菊』
特に面白いのは一番上の単純化されたデザイン。
尾形光琳の画風から意匠化されたので『光琳菊』またはお饅頭のような形から
『万寿菊』とも呼ばれるそうです。
尾形光琳のデザインはお菓子だけでなく、着物や工芸品にも多く取り入れられました。菊のみならず、松・梅・水・蝶・千鳥・兎・・・どれも大変個性的です。
おまけで黄色の菊も〜^^



*菊の写真はすべて日比谷公園の菊花展で撮影しました。
2007年11月1日(木)〜11月23日(金・祝) 10:00〜16:00(11月23日のみ12:00まで)